エクスプレス 
by Aniki 


自作スイングダウン構造 
23インチ液晶モニタ 
    


 



 
2005年6月の改造

<アメ車道場>
スタクラ純正モニタ

スタークラフトを購入するときにオプションの22インチ液晶モニタを発注しようか悩んだんですが 価格を聞いて あえなく却下!

時間をかけて国産液晶モニタを使い 取り付けは自作することに・・・

とは言っても20インチオーバーはまだかなりの高値です
4:3の従来タイプなら10万円以下でもあるんですが・・・
リヤではテレビ放送を見るよりDVDを見る方が多いことに気が付き なんとしてでもワイドタイプにしなくては意味がありません

じゃぁ〜〜ん! ついに装着23インチ液晶モニタ →

圧倒的なド迫力です!


娘&妻・・・ 
    「何で家のやつよりより高価なテレビが車に
      乗っかるの?」

    さて???

 ■ただ取り付けるだけでは脳がないので・・・・

 上下稼働構造にしてみました
 最近はやりのフリップダウンとはチト違うので
 名付けて「スウィングダウン液晶モニタ」!

ハイルーフ車の場合セカンドシートから見ていると モニタが高すぎてしまい 首が疲れるので 必要に応じて上下に稼働できるのは メチャ使い勝手がいいです。



  複数の方からメールでお問い合せがありましたので 取り付けをご紹介しますね

■まずは純正モニタの取り外し

  スタクラの造作部分はほとんど木ねじで固定されているので 表面のワクを外すとモニタが簡単に引きずり出せます

配線類を使うものと使わないものと区別しておく
モニターベースの設置する場所を確認する

■スタクラ純正モニタ

2年間ご苦労様でした・・・

余生はkouichiさんの車に乗せてもらいました

■スウィングダウン構造の心臓部

スウィングダウンさせるためにはそれなりに強度のある 可動部分を作らなくてはなりません
さらに10kgオーバーという重量を支え 楽に上下動作させるのに 市販品の大型液晶モニタ用アームを使うことにしました
■アームの加工

アームには3種類あって 壁かけ用、ワンタッチテーブル固定用、テーブル穴明け固定用があります
加工のやり方にもよるでしょうが 今回はテーブル穴明け固定用をセレクトしました

アームは可動部部が多くできているため 不必要な可動部分が多いと 車の振動で勝手に動いてしまうため いらない動きは止めてしまいます
モニタ正面から見て 左右の動きはいりません
これはアーム根本の回転部分を固定することで止められます
・・・ってことで 回転しないように数カ所を溶接してしまいました
■アーム取り付けベースの製作

車のハイルーフ部分に補強用の鉄骨が2カ所あるので それを利用して固定するために アーム取り付けベースを作りました

少し角度を付けたのはアームの可動範囲が90度なので うまくその可動範囲に収まるようにするためです
■アーム&アームベースの取り付け

アームとアームベースを仮組みしていよいよ車に取り付けです

ハーイルーフ部補強鉄骨へアームベースへ鉄板ビスで固定します
ハイルーフ内は予想以上に狭く モニタを取り外した穴しかないので ドリルなどの電動工具が思うように使えるスペースが無く 穴を開けるにも開ける方向が決まってしまうのでアームベースの構造が重要です
■アームとアームベースの取り付け位置調整

アームとアームベースの取り付け位置によってモニタの取り付け面から出っ張り具合が変わります

大きな車とはいってもセカンドシートからモニタまでの距離はほんの少ししかないので 純正よりモニタ面が出っ張ってしまうので 少しでも出っ張らないように微調整してギリギリに取り付けます
■ハイルーフ内部からモニタ背面を見ると・・・

モニタを付けてしまうと隙間は上部に20cmほどしか無いので大変です

撮影もかなり必死!
■安定フックの取り付け

アームにはストッパー機能があり どこの位置でも下がってこないように固定できるのですが 振動などでストッパーがはずれてしまっても落下しないように 最上部にあげているときにはしっかり固定できるようにしました

写真の位置は最下部なので アームが一番下がっているため ゴムブッシュに載っているのでしっかり安定しています
この状態で走行中でもゆさゆさ揺れるようなことはなく 快適に使えます
■最上部にスウィングさせた状態

フックを利用してしっかり安定させた状態です
運転席天井より5cmほどモニタが下がってしまいましたが 前後のウォークスルーには全く問題がありません

上下のスウィング動作はアーム本体にスプリングが内蔵されているため 常に上方向へ持ち上げようとする力が働いているのでモニタ本体の12kgを持ち上げると言うより 3kg程度を片手で持ち上げる感じです
■モニタ内蔵のチューナーは使わない

このモニタは家庭用の100Vタイプで当然チューナーを内蔵していますが全く使っていません。 アンテナすら接続していません

実際の使用ではDVDの視聴かテレビ放送の視聴でもフロントとリヤとで違うものを見るケースがほとんど無く カーナビからテレビを見てその映像のみをリヤへ送った方が 音もいいし使い勝手はベストでした

カーナビのリアモニタ出力をVideo1へつなぎ
スタクラ純正ビデオデッキをVideo2へつなぎました
■電源はスタクラ純正のインバーターから

液晶モニタの消費電力は140Wでした
余裕を見て350Wの国産品インバーターを買ったのですが なぜか電圧不足でシャットダウン???
インバーターの保護回路が働いてしまいダメです??
そこで試しにと思いスタクラ純正のインバーター(おそらく150W仕様)につなげたら問題なくOK!
国産品は妙に頭が良すぎでXです
■夜はとにかく派手!

画面がでかいのでメチャ明るい!
国産ワンボックスの運転手がのぞき込んでるのがよく分かります

何のためのモニタじゃ!!!!!
■気になる費用は?

23インチ液晶モニタ  日立製 23インチ ¥98.000
大型液晶モニタ用アーム サンワ製     ¥15.000
ベース用アングル、その他   余り物を流用    ¥0


■一見普通のスタクラ・・・

実は 「本国アメリカでも載せていない23インチ液晶モニタ装備」

アホだからここにこだわってしまった・・・



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