先週に続き今週も山中湖へ・・・ しか〜〜〜し 前日は毎月恒例の都築オフ
珍しくオフ会を途中退散です とは言っても1時半過ぎ〜 オフ会の様子は他の参加者にお任せして・・・
朝7時起きでねむい目をこすりながら いざ山中湖へ出発 今週は富士山がよく見えるぞ〜〜
さて、先週修理したもののちゃんと走ってくれなかったジェット君 修理依頼があった排気系の熱は問題なし キャブもオーバーホールとして すべて分解洗浄をしゴム系パーツなど劣化している物は新品交換済み ヘッドやシリンダーも分解し確認済み
にも関わらず 4〜5千回転程度しかエンジンが回ってくれませんでした エンジン本体は OK キャブも OK 残るは全くさわっていなかった 電気系が一番怪しいです
先週までの確認で 着火テストする限り プラグは一応着火しています 陸でエンジンをかけると ちゃんとリミッターが効く最高回転までふけあがります しかし 湖に浮かべてAnikiが乗船して 走るとダメ! ???体重制限か???
海で使っているジェットではこのような症状が良くあります 原因はリークです!
陸上だと抵抗が全くないので 多少リークしていても 楽に最高回転までふけあがりますが 一端水に浮かべてしまうと かなりの抵抗がかかるので リークの症状が大きく出てきてしまいます
一概にリークと言ってもいろいろな部分が原因になります プラグが原因の時も有ります また プラグキャップが原因の時もあります もちろんコイルやハイテンションコードが原因にもなります この辺までは一般的な車などでも有りますが ジェットの場合使用条件が過酷なため さらにシビアーになってきます ヘッドに海水がかかるだけでもリークが起きることも有ります アースコードが塩で腐食して通電能力が低下することも有ります
今回の場合このアースコードが原因と予想して 先週しっかりパーツを発注しておきました ついでにプラスコードや他の重要そうな配線も交換 さて結果はいかに???
キャブセッティング用のドライバー1本、プラグレンチをポケットに入れて いざ出陣!
「やった〜〜〜! ちゃんと走るぞ〜〜〜!」
予想は的中です! 各配線交換のみで完治です 淡水で使っているジェットではあまりこのような壊れ方はしないのですが 海水で使っているジェットでは このようなことが良くあります 今回のジェットは淡水のみで使っていたはずなのに??? 排気系修理の時に気が付いていたのですが 前オーナーが海水で使っていたらしく さらに使用後の洗浄が悪かったのか エンジン内部やキャブ内部にかなりの塩が固まっていて 排気系の故障も塩が原因でした
完全ノーマルなので 一応マニュアル通りのキャブセッティングで出廷しましたが 6千回転を超えていきません 山中湖は標高1000m程度だし ここの湖でしか使わないことがはっきりしているので 標高1000mに合わせたキャブセッティングに変更しちゃいます
ノーマルキャブはセッティングがやりにくいですな〜〜〜 レース艇だとよけいなパーツは全部はずしてしまっているし スクリューも手で回せるように改造しているんだけど・・・ 何たって水の上だし 手は入らないし スクリューなんぞ全く見えないので 手探りでドライバーを差し込んで回さなくてはならない・・・ またまた 手抜きで洋服のまま出廷してしまっているので 絶対に落ちるわけにはいかない・・・
湖を行ったり来たり1時間ほど・・・ バッチリ規定値の6300回転まで回るようになりました 全くのノーマルでもキャブセッティングをもっと煮詰めれば6500回転ぐらいまでは回るように出来るのですが お客さんも乗船すると言うことなので マージンを考えてそこそこでやめておきました
95年モデルのジェットが完全復活です! 間違った使い方さえしなければ 後5〜6年は現役で走ってくれそうです アメ車もそうですが ジェットもしっかりしたメンテナンスが重要ってことかな!
今週はまだ明るいうちに帰れるぞ〜〜〜〜〜〜!
|