参りました・・・
前回直ったはずのジェットが「おかしいよ〜」って連絡が有りました
２日間桟橋に係留していたら船内に１０ｃｍほど水が進入してしまっていて 気が付かずにそのままエンジンをかけたら ブルブル〜プシュン！
７〜８回やってもダメだったので プラグを確認したら 白く液状に乳化しているとのことでした・・・
あっちゃ〜〜〜 何かミスを犯してしまったのか？？？
そいつはまずいぞ！
２７日は全国オフが有るので 無理矢理にでも今日山中湖まで行くことにしました
お〜〜〜 今週はいい天気だ！
でも心は ショボン・・・
電話での話からすると 問題点は２つ
まず水の進入経路の特定
（電話で話ながら確認してもらった限りでは全くわからないとのこと 手強そうだ！）
もう一つはエンジン内部に入った水が全部出せるか？
（普通はエンジンがかかれば有る程度吹き飛ぶはず・・・）
到着直後 まずは手強そうな水漏れ確認です
ジェットを水に浮かべて 船内をのぞき込む・・・
え〜〜〜全然水の進入が無いぞ？？？
船底のクラックの有無、ドライブシャフト周り、排気パイプ、冷却水の取り入れパイプ・・・ 漏れているような所は無し？？？
１５〜２０分くらいたっただろうか？
船底にほんの少し水しみ出ています！
よ〜〜〜く 見てみると 前オーナーが取り付けた 水洗キットの取り付け部分から
タク・・・タク・・・ と水滴が落ちてきています
角度を変えると タク・タク・タク・ と続けて水滴が落ちてくる！
こいつかも！
おそらく１０年前に取り付けた物のようなので 架締め部分がダメになってしまい 前回の修理であっちこっちいじってしまったため 防水が効かなくなってしまったようです
でもな〜 この程度で１０ｃｍも船内に水が入り込むかな？？？？
まあ〜ええわ！
手強そうな原因がすぐにわかったので とっとと直して昼上がりしましょう
古い水洗キットは 根本のＴ字パイプごと はずしてしまい
ストレートのパイプを造り 交換して修理終了です
後はエンジンをかけて ガソリンをたっぷり回せてやれば 多少残った水分も吹き飛ぶでしょう〜
ってわけで エンジンをかけて いざ沖へ・・・
？？？？
ブォン！ブォン！ブォ〜〜〜〜ン！ プシュン！
あれ？ 止まった？？？？
もう一回！
ブォン！ブォン！ブォ〜〜〜〜ン！ プシュン！
マジ？
ブォン！ブォン！ブォ〜〜〜〜ン！ プシュン！
なぜ？
ブォン！ブォン！ プシュン！
ひどくなってきた？
ブルンブルン！プシュン！
桟橋へ戻るのがやっと・・・
オイ！ どうしたのよ？
細部の確認 電気は着火している ＯＫ！
ガソリンは フィルターをちゃんと流れている ＯＫ！
セルをさんざん回していると たまにブルンとな？
ガソリンが来ているようで？ 来ていないようで？
リザーブの切り替えコックで詰まっているのかな？
ホースを抜いて 口で吹いてみる・・・
タンク内で音がしているので 詰まっていない？？？
キャブレターカバーをはずして バタフライの所をのぞいてみると・・・
あれ〜〜〜 乳化している？？？
どこから水分が？？？？
クランクケース内の水が吹き返してきているのか？？？
何回もやっているうちに 全くエンジンがかからなくなってしまいました
も〜〜〜 訳わからん！
症状はガソリンが来ていないと思われるので とにかく一度陸に揚げて キャブを分解してみることにしました
キャブをバラバラにして見ましたが ゴミのような詰まってしまう物は全くなし？
きれいそのものです
でも・・・・・
きれいすぎる？？？？？
ガソリンってこんなにきれいか？？？
キャブ内部の残っていたガソリンが やけにきれい？
と言うより 透明かも？
まさか？？？？
ガソリンは透明じゃないよな？
臭いは・・・ ガソリンくさい・・・ けど臭いが薄いかも？
残っているガソリンが 表面張力でコロンとしている？
え〜〜〜〜こんなこと無いよな・・・
これガソリンじゃ〜無いかも？
これ水かも！
何か調べる方法は・・・・
残っているガソリンに ティッシュペーパーを浸して ライターで火を付けてみた
なんと 着火しない！
そうだ！ フィルターに残っている ガソリンは？
同じく引火しない！
完璧に水ですよ！
と言うことは ガソリンタンク内に大量に水が入っているのかも？？？
早速、ハンドポンプを使って タンクの底の方から吸い出してみました
あらら〜〜〜 透明な水がガンガン出てきます・・・
４〜５Ｌは出したかな・・・ ようやくガソリン色の液体に変わってきました
原因究明！
桟橋へ係留しているときに 深夜いたずらをされた可能性が高いそうです
待てよ・・・
と言うことは クランクケース内へ 大量の水を送り込んでいるかも・・・
ビンゴ！
リードバルブも乳化した液体が大量に・・・
コンロッドやベアリングに乳化した液体が大量に付着してしまっているので クランクケース全体を洗浄するため ＣＲＣをガンガンに吹きかけ 船体を真横に転がすことで リードバルブ部分から 流し出すことにしました
出てくる出てくる 大量の乳化液体！
ＣＲＣを吹きかけ 船体を転がす
ＣＲＣを吹きかけ 船体を転がす
５〜６回はやっただろうか・・・
やっと白いのが無くなってきました
よし！ これなら大丈夫だ！
そそくさとキャブを取り付け エンジン再始動！
ブォン！ブォン！ブォ〜〜〜〜ン！
ブォン！ブォン！ブォ〜〜〜〜ン！
ブォン！ブォン！ブォ〜〜〜〜ン！
きもちいいね〜〜〜！
絶好調！
再度水につけて
ブォン！ブォン！ブォ〜〜〜〜ン！
やった〜〜〜！
そのまま沖まで出て 全快！！！！！！！
プォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン！
また 洋服のままだけど・・・
いやはや 疲れました 想定外の事態で疲れましたが Ａｎｉｋｉのミスでなかったことがせめてもの救いでした
ジェットのガソリンキャップって鍵が必要かも？
ありゃ〜？？？
アメ車もだ・・・・
アメ車にお水をドボドボ入れられてしまったら・・・・ ヤバ！
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愛車プロフィール
