エクスプレス 
by Aniki 


コンピューターチューニングへの道 
    


 

ついに実現! エクサバのコンピューターチューニング!


第一章 コンピューターチューニングへの道

十数年前にアストロなどでかなり話題になっていたようなコンピューターチューニングが なぜか今は話も出てこないんですよね〜?
当時はアメ車というとアストロ?というくらい需要が多く コストのかかる設備をそろえてコンピューターチューニングを行うところもあったが 今はSUVブームとはいえ 当時のようには行かないので 日本におけるアメ車のコンピューターチューニングは無理かな〜とあきらめかけていたところでした

日本国内でアメ車のコンピューターチューニングは全く行われていないわけでは無かったのです
コルベットやカマロなどのレースカーではコンピューターチューニングなしではお話になりません
そう! アメ車のレースカーを制作しているところならボーテックエンジンのチューニングができるんです!
残念ながらコルベットやカマロなどの乗用車系とSUV&VAN系とのプログラムが違うため これまで手が出せない状態でした
しかし、今回、アメ車でのレースカー制作では業界トップクラスのチューナーがSUV&VAN系専用プログラムをついに入手してくれました。

実はタホに乗っているフラップ君とAnikiが数年前からお願いしていた物がようやく実現したというわけです
その数年間の間にいろいろ勉強したことや経験したことを「車のことはあまり詳しくわからないな〜」という方でもご理解いただけるように できる限りかみ砕いてレポートしていきたいと思います




  ◆コンピューターチューニングの種類

一言にコンピューターチューニングといっても 本国アメリカでは簡易的な物からレース等で行う本格的な物まで かなり幅広く出回っています。
当アメ車道場でも昨年春頃に¥5000程度でできる格安パーツが話題になり 20人以上の方が取り付け その効果のほどをレポートしあって大いに盛り上がりました


 1)簡易パーツ  センサー誤作動系
          動作情報上乗せ系

 2)メインコンピューター書き換え



1)簡易パーツは5千円〜10万円程度でパーツとして入手できるタイプです
そのほとんどがある一定の固定情報に変わる物で 切り替えができたとしても3〜4種類程度の固定情報への変更のみです
昨年アメ道で話題になった格安パーツはセンサー誤作動系に属する物で 流入空気温度を誤作動させる物でした
1996年〜2002年までの旧型5.7Lエンジンでは 多少燃費がよくなった方や レスポンスがよくなったかな?と感じる方など出てきたのですが 2003年以降の新型5.3Lエンジンでは ほんのごく一部でホイルスピンをした?方がいたり 全く変化がなかったり 中にはノッキングを起こしてしまいハイオクを入れないとまともに走らない方が出てきたりしました


                                               photo nariさん

このように全く同じ車両でも固定情報では車両ごとの個体差には対応し切れていないのが現状のようです
価格も安くパーツを取り付けるだけなのでお手軽ですが 効果はバラバラだしノッキングを起こしたり等の副作用も十分注意して使うことが大切になりそうです


2)メインコンピューター書き換えは数百万のシステムに各車種に該当したそれぞれのソフトが必要で 書き換えを行うオペレーターは相当熟練していないとできない職人技です



純正の状態の車両データーをコンピューターへ読み込み 今までの走行情報や設定情報を解析し オーナーの要望にあわせた設定に書き換えてから データーを車両へ上書きします
実走行&書き換えを数回繰り返してベストポイントが見つかれば完成
オーダーメイドってことですかね〜〜!
そのため車両を丸1日(2日)預けて作業をやってもらうため 地方の方にはハードルが高いかもしれません




  ◆コンピューターチューニングの目的

国産車などをみてもそうですがコンピューターチューニングというとそのほとんどがスポーツ系乗用車です
「もっと加速が〜」「もっとパワーが〜」と願うのは すでにアクセルをべた踏みして、さらに上を要求するから行うカスタムです
そのエンジンのもっともパワーが出る高回転域だからこそ チューニングによって得られる効果も大きくなるという物です
つまり一般的にはコンピューターチューニングを行おうとする方のほとんどが高回転域でパワーを出そうとするのが普通ですが エクサバでは高回転域を頻繁に使い、そこにパワーを求める方はほんの一握りの方だと容易に想像できます

エクサバオーナーの方が奥様、お子様を後ろに乗せてドライブ中に アクセル全開でフル加速しているのは想像もできませんし そんなことしたら次の日には車が売却されてしまっているかも???
僕も含めエクサバオーナーの大多数の方が思い描いているのは 燃費向上とあとちょっとのパワーアップ! だと思います
パワーといってもベタ踏みのフル加速時ではなく 発進時のおもたる〜いモコモコした感じの解消、アクセルに足をポンッと乗せるとス〜ッと敏感についてくる感じですよ!
間違ってもドンッやドカ〜ンじゃ無いです 
後ろの同乗者がひっくり返ったらアウトですから・・・


Aniki車におけるコンピューターチューニングへの最大の目標は・・・

  燃費向上が 80%  ポンッ、ス〜ッのパワーアップが 20% でしょうか!



果たしてこんなチューニングが可能なのか?
費用がどれくらいかかるのか?
少しでも体感できる程度まで達するのか?
車の耐久性は低下しないのか?

期待と不安が高まる中 いよいよ長年の念願だったコンピューターチューニングへ突入だ!




  この記事へのコメントご質問はこちらから・・・

  第一章 コンピューターチューニングへの道  2/12
第二章 コンピューターチューニング前の準備 2/13
第三章 いよいよチューニングへ 2/16
第四章 走行テスト 2/17
第五章 02年式 タホのインプレッション 2/18
第六章 03年式 エクスプレスのインプレッション 2/24
第七章 総評と燃費 3/12
第八章 チューニング対応車種 (一般用)申し込みフォーム 3/13

    チューニング対応車種、(メンバー用)申し込みフォーム 3/19
チューニング車試乗会でのレポート 
トムジさんのインプレッション 3/28 
桃さんのインプレッション 4/12 
再チューニング 4/16 


次へ




G-VAN by Aniki トップへ戻る

アメ車道場へ戻る

  This Site is Produced by Aniki 2003  - Amecar dojyo. -