◆実走行テスト
レースカーの場合実走行する前にシャーシーダイナモ(ベンチテスター)へのせて書き換えたデーターの微調整を行ったり シャーシーダイナモから負荷をかけてノッキングの有無や耐久性を確認したりするのだが 残念ながらこの工場はレースカー専門だったため コルベットやカマロなどに合わせたシャーシーダイナモが設置されている
2WD専用 ホイールが5穴専用になってしまっている
03年エクや 02年タホはシャーシーダイナモにのせられないため実走行のみでセッティングを出すことになる
レースカーのように高回転や高速スピードでの調整が多岐にわたる場合かなり難しくなってしまうが Anikiのように2000回転以上はほとんど使っていないような場合なら 実走行のみでも十分必要なデーターが取得可能である
ごっそり書き換えたデーターを車両側メインコンピューターへ上書きする
2000回転ぐらいまでを中心に”走ってはデーター変更”また”走ってはデーター変更”を何回も繰り返し行います
Anikiからはオーダーしていなかったのですが 一般走行時に想定されるスチュエーションを考慮していろいろなパターンでテストを繰り返します
たとえば 30km巡航からの急加速などや・・・
フル加速時の高回転域など・・・
おっと! 5310回転だ!
マイエクでは初めてかも???
マイエクもきっと喜んでいることでしょう
◆センサー誤作動系パーツもついでにテスト・・・
ちょっと余談ですが昨年アメ道で話題になったパワーアップパーツも解析してもらいました
車のデーターをいったん純正状態へ戻して パワーアップパーツ有りと無しでデーターを比較すると おもしろい結果が出ていました
まず、このパーツはEVEさんが調べてくれたように 空気の流入温度を−21℃に固定しご認識させているセンサー誤作動系であったことがはっきりしました
次に 実走行時のデーターを取得してみると アイドリング状態から4000回転オーバーくらいまでは有りと無しとでほとんど変化無しでした
しかしそれを超え5000回転近くまで来ると有りはモリモリとパワーが上がっています
ただし03年以降の新型用でのデーターなので旧型については違う結果が出るかもしれません
あのパワーアップパーツをつけてほとんど変化が感じられなかったので 「だめだこりゃ〜」と思っていたんですが 効果が出る回転数までエンジンを回していなかったので 勝手にだめだと決めつけていたみたいです
確かま〜やんさんが「ホイールスピンしましたよ」って言っていましたが 気合いでテストすれば僕のもホイルスピンくらいしたかもしれません???
どうやらあのようなパーツの多くは アメリカ人好みの高回転でパワーが出るような代物が多く存在するようです
つまり5000回転付近を楽しみたい方には たったの5000円でパワーアップできるおいしいパーツのようです
でも僕のようなおとなしい運転? の方には向いていないかも???
早く自分で運転してみたいな〜
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