エクスプレス 
by Aniki 


コンピューターチューニングへの道 
    


 



第七章 総評と燃費

   

◆総評

従来の概念からするとコンピューターチューニングとは レーシングマシンや走り屋さん達のカスタムだとばかり思っていましたが 今回のチューニングで僕の考え方が大きく変わってきたのは間違えありません
特に今回やっていただいたチューニングは一般的にいわれているようなストリートチューニングを行った上に さらにもう一歩進めて 超エコモードのセッティングをしてもらっている点です
アメ道メンバーさん達とコンボイしているときに「Anikiさんは飛ばすな〜」といわれている僕でさえ2000回転以上ほとんど回したことのないおとなしい運転をしているフルサイズVANオーナーにとって 他のパワーアップパーツやエコパーツでは体感どころか効果すら微々たるものだったと思います
それもそのはずで2000回転以下というと おそらく40〜50馬力も使うかどうかのところでしょうか?
そんな小さな馬力しか出ていない段階での違いを求めるわけですから簡単にいくわけないですよね〜
そんな領域で比較するわけですから おせいじにも「すごくパワーアップした!」とはいえませんが その車を運転したことのある方なら 「あれ?違う!」「車が軽い!」「運転しやすい!」というような点を十分体感できると思います



   ◆燃費

この半年、バッテリーが上がってしまうほど仕事が忙しくてエクに乗っている時間がとれない中で 十分納得のいく燃費テストができなかったのが残念ですが チューニング後初の燃費確認です

都心街乗り80%  高速20%
走行距離220マイル  352km
給油量 67L
燃費  5.25kmL

高速20%は都築オフの往復と嫁の実家(横浜港南区)までの往復 約70km
高速走行中にテストのため90km走行からのベタ踏みフル加速4〜5回
都築からの帰りがけにマイティーさん、トムジさんとバトル! (普段よりかなり飛ばした)
嫁の実家へは同乗者がいたため普段通りの運転で100km走行

都心街乗り80%はアイドリング40分程度を含む  (普段でもこの程度ならよくある)
幹線道路で30km〜50km走行からのベタ踏みフル加速14〜15回
ベタ踏みフル加速をのぞけばよくあるパターンの走行状況です

チューニング前の燃費なら4.0kmL前後のパターンと思われますので 相当な改善です!
ベタ踏みフル加速ありでも 約31%の燃費向上です!
それもガソリンはレギュラーのままでです!
ガソリンをハイオク仕様でチューニングしたらさらに向上したのは間違いなさそうです
もっとも燃費の悪い都心街乗り100%でテストできなかったのが残念ですが かなり期待できそうです


 ≪燃費測定2回目 追加≫ 

都心街乗り90%  高速10%
走行距離237マイル  379.2km
給油量 84L
燃費  4.51km

高速10%は第三京浜の往復と試乗会のため港北ICと都築ICを6〜7回往復
そのほとんどがベタ踏みフル加速を連発!
帰りも大バトル大会! ちなみにリミッター解除も確認
都心街乗りでも のべつゼロヨン大会なみの過激な運転の連発
とうてい燃費重視でオーダーした奴の走りとは思えない勢いでした
ノーマル時の過去最低燃費が3.2kmLでしたから おそらくこれに匹敵する勢いかもしれません
あまりにひどい運転だったので 今回は%比較はいたしません


燃費に関しては今後計測ごとにこのページへ書き足していきますが まだまだ試乗会をやってしまいそうなので 僕の車では燃費の参考データーが 当分の間あてにはならないようです・・・



◆今後の課題

エンジンブレーキ

ここまでいいことばかり並べていましたが問題点も考えてみたいと思いますインプレッションでも少し触れましたが エンブレが効かなくなる点です
オートマ車なら構造上当然ですが 従来のままの感覚で街乗りを運転しているとヒヤッとする場面がよくありました
早めのアクセルオフ、早めのブレーキングは意識した方が良さそうです


トーイングモード

新型エクサバにはトレーラー等を牽引したときに使うトーイングモードスイッチがあります
これは重たいトレーラーを牽引してエンジンに負荷がかかるような時 オンにすることでシフトアップポイントが少し高くなる構造になっています
(各ギアーで通常よりエンジン回転が高くなってからシフトチェンジする)
以前トレーラーを牽引しているときにこのスイッチをオンにしたことがあるんですが 1トン以下の小さなトレーラーではほとんど意味がなく シフトアップポイントがちょっと高いかな〜程度で あまり変化や効果が感じられませんでした
ノーマルとの差もあまり無いように感じていました
しかし 今回のチューニングでノーマルのシフトアップポイントが大幅に下がったにもかかわらず この部分のトーイングモード時は従来のままの設定値だったため シフトアップポイントの違いが大きくなり オンとオフでは「こんなに違うの?」というくらい別物に感じました
従来はオンとオフでは変化が少なすぎて使わなかったものが・・・
チューニング後はオンとオフでは変化がありすぎてしまい こんなに引っ張る必要が無いという感じで使えない・・・
そこでトーイングモードスイッチをオンにしたときに いわゆるパワーモード的な感じで使えるように今後の課題として現在調整中です

 ≪追加≫ 

4/14の再チューニングでトーイングモードを全面書き換えて パワーモード的な仕様に変更できました
詳しくはこちらでレポートいたしました


 高速道路での燃費

まだテストしていないのであくまで推測ですが 高速100% ではそんなに燃費が伸びないような気がします
タコメーターがついていないため正確なところがわからないので判断しにくいですが 100km巡航での回転数が多少低くなったような気がするんですが???
待てよ! 100km巡航の回転数は変わるわけないか?
アクセルの踏み込み量が少なくなるはずだワ! 
こりゃ〜わからないや〜
この程度なのであまりはっきりしない点から 燃費も大幅に伸びていないような感じです???
この点は長距離を走行しないとはっきりしないので今後の課題ですね



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  第一章 コンピューターチューニングへの道  2/12
第二章 コンピューターチューニング前の準備 2/13
第三章 いよいよチューニングへ 2/16
第四章 走行テスト 2/17
第五章 02年式 タホのインプレッション 2/18
第六章 03年式 エクスプレスのインプレッション 2/24
第七章 総評と燃費 3/12
第八章 チューニング対応車種 (一般用)申し込みフォーム 3/13

    チューニング対応車種、(メンバー用)申し込みフォーム 3/19
チューニング車試乗会でのレポート 
トムジさんのインプレッション 3/28 
桃さんのインプレッション 4/12 
再チューニング 4/16 


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